FXと仮想通貨(暗号資産)の違いとは?税金や制度面ではどっちがお得?

FXと仮想通貨(暗号資産)投資の違いは?税金や制度面ではどっちが良い?

テレビで特集され、インターネットでも話題になるFX(エフエックス)仮想通貨(暗号資産)

お金を扱った投資ということで、全く同じものであると混同されがちです。

しかし、FXと仮想通貨(暗号資産)投資には大きな違いがあります。
(FXについて詳しくはこちらの漫画にて)

まず一番最初に挙げられるのは、「投資対象の違い」です。

FXでは、円やドル、ユーロといった法定通貨を扱います。

FXは円やドル、ユーロと言った実通貨を売買

法定通貨は、国で管理・発行が行われ、価値が保証されている通貨です。

私たちが使用している日本円も、「まさか日本が急になくなることはないだろう」という信頼から成り立っています。

FX投資=円やドルのような法定通貨を取引する

一方で仮想通貨(暗号資産)は、名前の通り仮想のお金です。

インターネット上のみに存在するお金で、実際に手に取ることはできません。

仮想通貨(暗号資産)には、国のように通貨管理を行う団体はありません。
その代わり、最新の技術によって世界中のネットワークに記録されて価値が守られています。

仮想通貨(暗号資産)投資=ネット上のみに存在する仮想通貨(暗号資産)を扱う。
【例】ビットコイン・イーサリアム(イーサ)・リップル…etc

扱っている通貨や、通貨価値が保証される仕組みが異なっているのが特徴です。

またSBIFXトレードなら何と4円から取引が始められる上、口座開設+初回ログインで500円がもれなく貰えるので、自分のお金を使わずにFX実践を行う事が出来ます。

税金面で仮想通貨(暗号資産)より優遇されているFX

仮想通貨(暗号資産)もFXも法律上は雑所得と言う区分に属しています。ですが税金の課税方式は全く違います。

仮想通貨(暗号資産)は総合累進課税と言う方式で課税され、FXは申告分離課税と言う方式です。

申告分離課税のFXはどんなに利益を出しても税率は利益の20.315%と固定され、また本業の給与所得の税率にも影響を与えません。

総合累進課税の場合は稼いだ分だけ税率がアップし、所得税・住民税合わせて最大55%もの税金が発生します。

しかも本業の給与所得の方にも適用されてしまいます。

税金面で非常にFXは優遇されているのです。

⇒ FXの税金と確定申告についてさらに詳しく特集

FXで利益が出る仕組み

では、FXではどのように利益を目指すのでしょうか?
円とドルを使った例を考えます。

1ドル=100円だったときに、1万ドルを購入します。

そのあと値段が1ドル=101円まで上昇したときに、持っている1万ドルを売れば
(差額の1円)×(1万ドル)=1万円の利益を出すことが出来ます。

FXで利益を得る仕組み

FXではこのような為替変動によって、利益を目指す取引です。

今回は1万ドル購入の例でしたが、「レバレッジ」という仕組みを利用することで小さな値動き・少ない資金でも大きな取引をすることが可能になってます。

最大25倍までの取引が可能ですので、1万ドルを購入するのには約4万円程度の資金で良いということになります。
FX会社によっては、通常の10分の1の4000円程度からと、更に少額で始められる場合もあります。

レバレッジはFXにおいて重要な役割を持ち、FX最大の特徴とも言われています。

「仮想通貨(暗号資産)FX」とは?

仮想通貨FXとは

仮想通貨(暗号資産)について勉強していると目につく「仮想通貨(暗号資産)FX」というキーワード。

FXと仮想通貨(暗号資産)投資は別物、と言っていたのに一体どういうことかと思われるかも知れません。

誤解がないように「仮想通貨(暗号資産)FX」についても解説を行います。

仮想通貨(現物)取引

皆さんが最初にイメージする、仮想通貨(暗号資産)の取引はこれになります。

ビットコインが1BTC=100万円のとき、1BTCを購入します。
必要な費用はそのまま100万円です。

100万円を支払ってビットコインを手元に貰うのが、現物取引です。

送金などに利用したい場合は、現物取引を行うことになります。

現物取引のまとめ
・仮想通貨(暗号資産)そのものを購入する取引
・手元の通貨は送金・貯金・買い物など自由に使うことが可能

仮想通貨(暗号資産)FX

仮想通貨(暗号資産)FXは、先ほどのFXのレバレッジを使った取引です

最大25倍までの取引が可能なので、口座に用意するお金は4万円程度で1BTC(=100万円)の取引が出来ます。

100万円分の取引なのに、100万円そのものを用意しなくて良いというのが現物取引との違いになります。

同じようにビットコインを買って、価格が1BTC=101万円になったときに売れば、1万円の利益です。

買いから売るまでの流れがセットになっていて、手元に現物のビットコインの受け渡しがないのがポイントです。
差額の1万円のみ、資金移動が行われることになります。

ビットコイン自体の利用が目的ではなく、利益を目標とする場合は、仮想通貨(暗号資産)FXを利用することになります。

仮想通貨(暗号資産)FXのまとめ
・買いと売りが必ずセットになっている取引
・実際に購入するより少額で良い場合がある
・資金の移動は発生した差額分のみ

FXと仮想通貨(暗号資産)FXは、レバレッジを使用する点は共通と言えます。しかし、別物であるので注意が必要です。

FXで始めるメリットを見てみよう

FXのメリット⇒変動が仮想通貨よりも小さいので投資初心者も始めやすい

FXの為替変動は、仮想通貨(暗号資産)の価格と比較すると小さめです。
1日、数円程度の変化にとどまります。

同時に利益も小さくなると思われがちですが、FXには特徴的な仕組みである「レバレッジ」があります。
そのため小さな値動き、少額でも大きな取引額を動かすことが可能です。

また、リスクを小さくするという面でも一役買っています。

FXで扱うのは国が管理する法定通貨です。

一方、仮想通貨(暗号資産)はデータである上に、未だ技術や仕組みが発展途中の通貨です。
そのためハッキング等の影響が出やすく、価格の暴落や無価値になることを懸念する動きもあります。

逆に言えば、法定通貨の値動きが少ないのも、「この通貨は無価値になることはないだろう」という通貨への信頼があるためです。

デモトレード実装の会社が多いのもFXの魅力

無料取引体験できるFXのデモトレードとは?

いきなり取引を始めるのは不安、という方におススメなのがデモトレード。

デモトレードとは「実際の相場で本物のトレーダーに交じって」取引の練習が出来る機能の事です。

多くのFX会社ではこのデモトレードを提供しているため、お金を使わずとも実践と同じ取引を体験する事が出来ます。

一方、仮想通貨(暗号資産)取引の多くはデモトレードを実装していません。

為替取引と仮想通貨(暗号資産)取引は基本的な所は同じなので、仮想通貨(暗号資産)を始めたい人もまずはFXのデモトレードを試してみるのも賢い選択です。

FXなら自動売買ツールを搭載

賢くお任せできるFXの自動売買ツール

仮想通貨(暗号資産)取引所と違い、FX会社は取引ツールやサポートツールが非常に充実しています。

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寝ている間も仕事中も安心してお任せできるのでFX初心者の方も安心です!

SBIFXトレードなら自分のお金を使わずとも実践OK

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FX会社と仮想通貨(暗号資産)取引所の大きな違いの一つがサービスの充実度です。

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そのほかのFXと仮想通貨(暗号資産)の違い

そのほかにFXと仮想通貨は何が違う?

FXと仮想通貨(暗号資産)は取り扱う通貨が仮想なのか実通貨なのかの違いで、基本的なことは同じです。

しかし細かく見ていくとサービスやサポートも含めて差異がかなりあります。

ここではもう少しFXと仮想通貨の違いを掘り下げてみます。

スワップポイント益で長期運用が狙えるFX

仮想通貨(暗号資産)は基本的に相場変動を利用して利益を狙います。

これはFXでも同じなのですが、FXにはもう一つ利益を出す方法が存在します。

それがスワップポイントです。

FX会社では各国の政策金利の差に応じて「スワップポイント」と言う値を設定しています。

売買する通貨ペアの政策金利の差が大きいほどスワップポイントも大きくなり、これがプラスなら毎日ポイントに応じた収入が入ります。

逆にマイナスの場合は支払いが発生します。

例えば、日本円のように政策金利が世界トップレベルで低い通貨で、トルコリラの様な金利が高い通貨を買うとスワップポイントは大きくプラスになります。

なので、日本円でトルコリラを買うだけで毎日スワップポイント収入を得ることができるのです。

このようなスワップポイントを利用した長期運用を実践されているFXトレーダーは多いです。

注意点としては、スワップポイント収入を得ても為替変動で差益がそれ以上にマイナスになっては意味がないという事です。

長期運用だと言っても定期的に為替はチェックして、状況に応じて一時停止・再開のタイミングを見極めましょう。

FXはレバレッジ25倍までOK

仮想通貨(暗号資産)取引の場合、証券会社が母体の取引所の場合は大きくてもレバレッジは10倍程度で、取引所によって倍率が変わっています。
(海外資本の取引所だともっと大きいですが)

対して国内のFX会社ならどこでもレバレッジ25倍で取引することができます。

少額資金で大きな取引ができるレバレッジを最大限に活用するならFXの方がオススメです。

ただしレバレッジを高めるほど、ハイリスクハイリターンな取引になるので注意しましょう。

圧倒的に取引手数料が安いFX

FXも仮想通貨(暗号資産)も取引するごとにスプレッドと言う取引手数料が発生します。

これがFX会社や仮想通貨(暗号資産)取引所の収入源なのですが、FX会社の場合はスプレッドが仮想通貨(暗号資産)とは比べ物にならないほど安いのです。

これはFX会社が長年激しい競争にさらされてきた為です。

取引コストを気にせずに売買できるのがFXの魅力です。

本サイト運営者について

川口 麻美

運営者:川口 麻美

FX取引歴は10年ですが仮想通貨(暗号資産)は取引は1年半ほど、仮想通貨(暗号資産)は集中してないため取引密度はFXに比べて大分落ちます。サイト運営歴も同じく1年半。
サイトを運営しつつユーザーの皆様とともに仮想通貨(暗号資産)取引の上達を目指しています。

安心して仮想通貨(暗号資産)を始めるために知っておきたい外部団体サイト・ページ

暗号資産(仮想通貨)の利用者のみなさまへ:金融庁

暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください!:消費者庁

仮想通貨(暗号資産)の相談の件数や傾向:国民生活センター